ターミナルでSwiftを利用する

Swiftがどんなものか気軽に触ってみたい(かつ、使い慣れたエディタで)という人や、REPL無しだと生きていけませんという人はぜひ試してみてください。

REPL(インタラクティブモード)を使う

簡単な環境設定が必要になります。
2つの方法があります。

  • PATHにswiftへのパスを追加
export PATH="/Applications/Xcode6-Beta.app/Contents/Developer/Toolchains/XcodeDefault.xctoolchain/usr/bin:$PATH"

swiftコマンドを実行

$ swift
Welcome to Swift!  Type :help for assistance.
  1>
  • Xcodeの開発ディレクトリをXcode-Betaへ切替え
$ sudo xcode-select -switch /Applications/Xcode6-Beta.app/Contents/Developer
$ xcrun swift
Welcome to Swift!  Type :help for assistance.
  1>

REPLは:quitで終了できます

注意: REPLではコンパイルが行われないため、実際にはコンパイルエラーになるようなコードもエラーにならないです。 例えば、以下のコードは定数に再代入を行っているためXcodeやコンパイル時にはエラーになりますが、REPLではエラーとなりません。

 1> let x = 100
 2> x = 200
 3>

ソースをコンパイルする

REPLは簡単なコードの動作確認には向いていますが、ある程度まとまった量のコードを動作させるには、ソースファイルにコードを書いてコンパイルするのがいいでしょう。ソースファイルの拡張子は.swiftにする必要があります。

var foo = 100
let bar = "Sample"

println("Hello \(bar)")
$ swift sample.swift -o ./hello_sample
$ ./hello_sample
Hello Sample